RX-8査定の最大の減点対象は修復歴です。フレーム修正や板金跡などがひと目見ただけでわかるような大きな修理は仕方ありませんが、外装のキズでも、下地の鉄板まで見えないような軽度なすり傷程度なら大きな減点対象とならない場合がありますので、査定前にわざわざ修理に出すよりはそのまま査定を受けた方がよいでしょう。
査定のポイントとして内装ではペットの臭いやシミ、タバコのヤニの汚れやこげ跡・こげ穴は、大きな減点対象となりますから普段から注意しながら乗るのことが大切です。
RX-8のエンジン関係では、エンジンのアイドリング回転数が一定しない場合や、排気状態が白煙をはいているなども大きな減点対象です。
買取の際のオプション品については、例えばアルミホイールならば、下取りの場合と違い、純正オプション品よりもBBSのようなブランド物のが査定アップの対象となっているようです。
純正オプション品で評価の加算対象となるのは、電動サンルーフ・本革シート・パール系のホワイト外装色です。これらはメーカーオプションであり、かつ、市場での人気が高いため査定アップの対象となります。
事故車を買取査定に出す際、一番やってはいけないことは事故暦を隠すことです。相手はプロですからスグにバレますし、もし商談の場で見つからなくても後にウソが発覚すれば売買規定に則って返金を求められるだけでなく場合によっては違約金まで請求されることもあります。
買取査定では傷やヘコミはもちろん査定にマイナスの影響があるが、わざわざ修理してもその修理代金分、RX-8の査定が上乗せされることは期待しにくいでしょう。それはどの買い取り店でも独自に安価で修理するルートを持っている場合が多いからです。査定に出すために修理や補修をするよりもそのままの状態で持っていったほうが良いでしょう。
車検の残り期間は買い取り額に影響を与えるけれども、わざわざ車検を通してから買い取り店へ持っていっても、その分の額が上乗せされる可能性はほとんどないと思われます。車検を通すよりも日ごろの整備をきちんと行い整備記録簿を保存しておくほうが高査定につながりやすいでしょう。
マナーとしてお店に持っていく前に洗車はしておこう。RX-8をキレイにしたからと言って査定があがる可能性は低いが汚いと査定が下がる可能性は高く無用のリスクを避けるためにも洗車は重要です。また洗車することで車を大切に扱っていると印象付けることで間接的に高査定につながる可能性もあるでしょう。
高く売りたいからと言ってウソをつくのはご法度。修復暦などは正直に申告しよう。相手は査定のプロですのでウソは必ずバレます。最初から本当のことを話したほうが好印象で査定UPにつながるでしょう。